形成外科

現在の位置:home診療案内各診療科形成外科

当科紹介

【担当医】貴島顕二
【診察日】火・木曜9:00-11:30

日本形成外科学会 形成外科専門医
日本創傷外科学会 創傷外科専門医
日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医

5020c2a5cf6b6d8f97b251e63b790367-139x300

この度、2022年4月より形成外科部長として赴任いたしました貴島顕二と申します。
これまで長きにわたり、京都第二赤十字病院形成外科部長として勤務しておりましたが、 後輩の医師の育成も十分となりました。

 従って新しく、以前から気にいっておりました出雲の地で形成外科医として皆様に貢献できればと思っております。

 私の経歴ですが、平成6年京都府立医科大学卒業後、脳神経外科を専攻し、脳神経外科専門医取得、その後マイクロサージャリーの技術を生かして形成外科を専攻、東京大学附属病院、都立大塚病院、Taiwan Chuang Guang Hospital、都立大塚病院、大阪警察病院、京都第二赤十字病院にて形成外科医として勤務してきました。

<対象疾患>

ほくろ、いぼ、傷跡の悩み、ケロイド 術後、特殊なテープ等でできるだけ目立たないように治療します。
皮膚腫瘍切除 紹介後、直近で手術を予約します。病理組織結果は後日郵送にて連絡させていただきます。
腫瘍切除後の再建 できるだけ目立たない傷跡になるよう再建します。
顔面、頭蓋、手足の外傷、熱傷 顔面のケガや骨折、下顎骨骨折に対しできるだけ目立たない傷跡で修復します。
陳旧性骨折
(鼻骨、頬骨、頭蓋骨など)
骨切り術・骨移植術にて整復します。
顔面神経麻痺 ベル麻痺、外傷後、脳腫瘍切除後の陳旧性顔面神経麻痺の再建、神経移植や神経吻合、遊離筋移植による顔面の動きの再建を行います。
先天奇形 小耳症、埋没耳、折れ耳などの耳の変形に対し肋軟骨移植や皮弁法などで再建します。手足の奇形(合指症、多指症、絞扼輪などの指の数や形の異常)の再建

 

眼瞼下垂、爪の変形(陥入爪、巻き爪、外傷後の変形など)、腋臭症

顔面骨骨折(ふきぬけ骨折を含む)、切断指・デグロービング損傷、熱傷に対し可能な限り対応いたします。

下肢虚血性潰瘍、下肢静脈瘤、リンパ浮腫、難治性潰瘍、褥瘡

臍の異常

<診療方針(特色)>

 形成外科学は体の表面の形、変形、機能低下を対象とし、より正常に近く再建するものです。整形外科との違いは、整形外科は主に骨や関節の障害を治療するのに対し、形成外科は身体の表面の異常、傷跡や組織欠損、それに伴う機能低下などの障害をより整容的に改善する分野です。
組織欠損や神経障害が原因で機能や動きに障害を生じる場合があり、動きや機能的な再建を目的とすることも多くあります。

顔面外傷、切断指、熱傷による組織損傷・機能低 傷跡を可能な限り目立たないように組織の復元をめざします。必要な場合は顕微鏡下にて、微小血管(直径1mm以下)の吻合や、神経縫合、遊離組織移植、涙小管吻合、リンパ管吻合などを行います。
先天異常 顔面奇形、小耳症に対し肋軟骨移植による耳介再建や、多指症・合指症・絞扼輪などの手足の先天異常(指の数や形の異常)に対して整容的機能的再建を行います。こうした症例では小児が多いため年齢や性別を含めて成長の過程を考慮し、組織のダメージを最小限に再建します。
糖尿病性潰瘍・外傷後の難治性潰瘍・褥瘡の治療 陰圧創傷治療システム(V.A.C.ATS治療システム)やPRP療法(多血小板血漿注入療法)による最新の治療を併用し早期治癒、社会復帰に努めます。
顔面神経麻痺の再建 程度や時期に応じて筋膜による吊上げ術、舌下神経や頬筋神経、対側の顔面神経との吻合術、神経血管付き遊離筋移植による動きの再建などにて整容的機能的再建を行います。
眼瞼下垂 加齢性の場合も含めて肩こりや集中力低下の原因となります。外来手術にて整容的な面も含めて改善をめざします。

上記のように、当科が扱う症例分野は多岐に渡ります。
まずはご相談ください。

スタッフ紹介

貴島 顕二(きじま けんじ)

【役職】
形成外科部長

【資格】
日本形成外科学会 形成外科専門医
日本形成外科学会 領域指導医
日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医
日本創傷外科学会 日本創傷外科学会専門医
日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医
一般社団法人日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー/インプラント基準 責任医師
臨床研修指導医講習会修了

TOPに戻る