1.当院は、厚生労働大臣が定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。

2.入院基本料に関する事項

  • 一般病棟
    当院は急性期一般入院基本料4を算定しています。
    各病棟では1日(日勤・夜勤合わせて)平均13人以上の看護職員と2人以上の補助者を配置しています。

  • 療養病棟
    当院は療養病棟入院基本料1を算定しています。
    1日11人以上の看護職員と6人以上の補助者を配置しています。

  • 回復期リハビリテーション病棟
    当院は回復期リハビリテーション病棟入院料1を算定しています。
    1日8人以上の看護職員と4人以上の補助者を配置しています。

  • HCU
    当院はハイケアユニット入院医療管理料1を算定しています。
    1日2人以上の看護職員を配置しています。

3.入院診療計画、院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束の最小化について

当院では、入院の際に医師を初めとする関係職員が共同して、患者さんに関する診療計画を策定し、7日以内に文書によりお渡ししております。
また、厚生労働大臣が定める院内感染防止対策、医療安全管理体制、褥瘡対策、栄養管理体制、意思決定支援及び身体的拘束の最小化についての基準を満たしております。

4.DPC対象病院

病名や診療内容に応じた1日あたりの定額医療費を基本として、入院全体の医療費を計算する「DPC対象病院」です。
※医療機関別係数(包括評価に係る) 1.3412 ≪ 基礎係数 1.0451+ 機能評価係数Ⅰ 0.1900 + 機能評価係数Ⅱ 0.0711+救急補正係数0.0350≫

5.入院時食事療養費(1)又は入院生活療養費(1)

当院は、入院時食事療養(Ⅰ)の施設基準の承認を受けた食事を提供しており、管理栄養士又は栄養士によって管理された食事を適時(朝食8:00、昼食12:00、夕食については18:00以降)適温で提供しています。

6.基本診療料の施設基準等に係る届出・特掲診療料の施設基準等に係る届出

施設基準一覧PDF

7.明細書発行体制

明細書発行体制PDF

8.保険外負担に関する事項

個室使用料、証明書・診断書などにつきまして、その利用に応じた実費のご負担をいただいております。
衛生材料等の治療(看護)行為及びそれに密接に関連した「サービス」や「物」についての費用の徴収や、「施設管理費」等の曖昧な名目での費用の徴収はしておりません。

保険外負担に関する事項PDF

特別の療養環境の提供PDF

9.後発医薬品のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養

特別の料金PDF

10.医療情報取得加算

当院はオンライン資格確認を行う体制を有しており、受診歴、薬剤歴、薬剤情報、特定検診情報その他必要な情報を取得・活用することで質の高い医療の提供に努めています。

11.医療DX推進体制加算

  • 当院は、医療DXを通じた質の高い診療提供を目指しております。
  • オンライン資格確認等システム・オンライン請求を行う体制があります。
  • 取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。
  • マイナ保険証利用を促進し、質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
  • 電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組は今後導入予定です。

12.後発医薬品使用体制加算

後発医薬品使用体制加算PDF

13.勤務医の負担軽減及び処遇改善に関する取組事項

当院は病院勤務医の負担軽減及び勤務環境改善策として、病院全体で推進、取り組んでおります。

処遇の改善に資する計画

  • 勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施
  • 前日の就業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間の確保
  • 予定手術前日の当直や夜勤に対する配慮
  • 当直翌日の業務内容に対する配慮
  • 交代勤務制・複数主治医制の実施
  • 子育て支援の環境整備拡充(子育て支援制度、時差出勤、当直免除、院内保育・学法保育の整備)

医師・医療関係職種の業務分担

  • 医師の指示に基づいて実施する、看護師等による静脈採血・静脈注射及び、留置針のルート確保
  • 医師の指示に基づいて実施する、尿道カテーテルの留置
  • 入院患者並びに家族と、医師の間の良好な意思疎通のための看護師による情報収集・ヒアリング
  • 入院患者並びに家族への治療方針、病状の看護師による補足説明
  • 看護師による退院時、自宅における生活習慣病予防指導、禁煙指導等
  • 看護師、管理栄養士による糖尿病生活指導
  • 看護師等による初診時の予診、検査の補足説明、手順の説明
  • 看護師等による患者の移動
  • 臨床工学技士による医療機器の管理
  • 臨床工学技士による内視鏡検査時のカメラ保持および洗浄、血液浄化装置の穿刺針、その他の先端部の接続または除去
  • 薬剤師による薬剤の在庫管理、点滴薬剤のセッティング等の薬剤管理
  • 薬剤師による薬の説明、服薬指導
  • 検査技師による採血の実施
  • 検査技師による検体採取の実施
  • 放射線技師による撮影部位の確認、検査オーダーの代行入力等、放射線検査等に関する説明、放射線管理区域内での患者誘導

医師に対する医師事務作業補助体制

  • 診断書等の文書作成補助
  • 病状説明のカルテ記載等の診療業務関連の代行入力、診察予約、各種検査予約
  • カンファレンス資料の作成業務
  • 入院時における各種オーダー、記載等の代行入力

地域の他の医療機関との連携体制

  • 入院予定の患者の情報収集・ヒアリング
  • 入院時、治療終了後の退院先の確認・受け入れ体制に向けての情報提供
  • 患者相談窓口の設置

2025年4月1日 改訂
医療法人徳洲会 出雲徳洲会病院
勤務医師負担軽減委員会

14.院内トリアージ実施料

緊急度・重症度の高い患者様を優先し医療が提供できるよう院内トリアージを実施しています。
来院された患者様の重症度、緊急度を判断し、優先順位をつけて生命の危険な状態にある患者を早期に見つけだすことを目的としています。

15.外来腫瘍化学療法2

抗がん剤治療中の患さまとご家族さまへ

24時間いつでも対応できる体制を整備しています。

<連絡先>出雲徳洲会病院 (代表)0853-73-7000
<相談窓口>日中:担当診療科
      夜間:救急外来(必要に応じて担当医師へ連絡をとります)

以下のような症状があるときは受診をしましょう

☑ 発熱(37.5℃以上)
☑ 食事・水分がとれない
☑ 立てない、ふらつく
☑ 関節の痛み、腫れ
☑ 下剤止めを飲んでも1日5回以上の下痢がある
☑ 便秘、腹痛
☑ 咳、痰
☑ 吐き気止めを飲んでも吐き気が強い
☑ 息苦しい、動悸、胸が苦しい
☑ 身の回りのことができないほど体がだるい
☑ CVポート部の痛み、熱感、かゆみ
☑ インフューザーポンプに異常がある
☑ 血圧が180mmHg以上ある

出雲徳洲会病院 化学療法委員会

16.機能強化加算

  • 健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に 応じます。必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介します。
  • 介護・保健・福祉サービスの利用に関するご相談に応じます。
  • 患者様が受診している他の医療機関及び処方されている医薬品を把握し、必要な服薬管理を行っています。
  • 診療時間外を含む、緊急時の対応方法等に係る情報提供を行っています。

*厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報 提供制度」のページで、かかりつけ医機能を有する医療機関 等の地域の医療機関が検索できます。

17.協力対象施設入所者入院加算・介護保険施設等連携往診加算

当院は、協力対象施設入所者入院加算および介護保険施設等連携往診加算の届け出を行っております。
下記の介護保険施設等の協力医療機関として、当該施設より24時間連絡を受ける体制をとっており、当該施設からの緊急入院にも対応できる病床を確保しております。
また、当該施設と入居者の診療情報ならびに緊急時の対応方針などの共有を図るため、月1回以上の頻度でカンファレンスを実施しております。

  • 特別養護老人ホーム はのはな園
  • 特別養護老人ホーム ゆめハウス
  • 特別養護老人ホーム 天神
  • 特別養護老人ホーム サテライトおやま
  • 養護老人ホーム かんなび園
  • グループホーム ハートフルおやま

医療法人徳洲会 出雲徳洲会病院
令和7年2月28日

18.一般名処方加算及び長期収載品の選定療養費

当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。
一部の医薬品について製造販売業者の業務停止命令等の影響で後発医薬品の供給停止や出荷調整が頻発し、安定供給が難しい状況となっております。
つきましては、後発医薬品のある医薬品について、特定の医薬品名を指定するのではなく、薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。
この一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合であっても、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。
また、医薬品の供給状況や、令和6年10 月より長期収載品について医療上の必要性があると認められない場合に患者様の希望を踏まえ処方等した場合は選定療養として自己負担が発生致しますのでご理解とご協力をお願い致します。
※一般名処方とは お薬の「商品名」ではなく、「有効成分」を処方箋に記載することです。
そうすることで供給不足のお薬であっても有効成分が同じ複数のお薬から選択でき、患者様に必要なお薬が提供しやすくなります。

19.医科点数表第2章第10部手術の通則5及び6に掲げる手術 (※歯科点数表に係わるものを除く)

手術症例数PDF