現在放射線科では放射線技師7名で24時間、365日いつでも検査に対応できる体制を整え、常に最高の画像を提供することを常に心がけ、日々精進しております。また当院では、様々な放射線画像診断機器を備えており、院内のみならず地域医療機関の先生方からの画像診断依頼も広くお受けしております。
装置一覧
- 一般撮影(レントゲン)検査:レントゲン用X線装置 UH-6FC-31E(HITACHI)
- CT検査:AquilionPRIME SP 80列(Canon)
- MRI検査:MAGNETOM ESSENZA Evo 1.5T(SIEMENS)
- X線TV検査:ZEXIRA FPD1717 (Canon)
- 骨密度検査:PRODIGY Fuga C (GE)
- マンモグラフィ検査:AMULET Innovality (FUJIFILM)
一般撮影(レントゲン)検査
レントゲン検査は主に、骨折を疑うとき、健康診断での肺の撮影、発熱時の肺炎、心臓や臓器などの大きさ、形などの変化の確認や関節炎など、多くの症状でまず初めに撮られることの多い検査です。
2018年にKONICA社製のFPD AeroDRを導入し、よりきれいに詳細な画像を撮影できるようになりました。
CT検査
CT検査とは、X線を使って身体の中を断面で撮影することのできる検査です。
当院では、80列のCT装置を導入しており、瞬時に細かく80断面、0.5mmの撮影ができますので、従来のCT装置よりも遥かに高い診断能力を持っています。
撮影時間も胸部領域では約5秒と大幅に短くなり、また、撮影中の適切な電流制御を行うことで、大幅な被曝の低減が可能になりました。
どんな病気がみつかるのか?
CT検査では脳出血、肺炎、腫瘍、虫垂炎、骨折など様々な病気を見つけることができます。
当院では、手術手技に合わせた3D画像の提供を行っており、手術を受けられる患者様や執刀医にとって、よりメリットのある最善の画像提供を行っています。
MRI検査
MRI検査は強い磁石と電波を使って身体の内部の状態を検査する方法です。
MRIは磁気をつかうため放射線により被ばくはありません。
2019年にSIEMENS社の1.5TMRIを導入しました。
どんな病気がみつかるのか?
MRIでよくわかる病気には、脳梗塞、椎間板ヘルニアなどがあります。また、子宮、卵巣、前立腺等の骨盤腔に生じた病変を見つけるのも得意です。
X線TV(透視)検査
X線TV検査とは、X線を連続的に用いて動きをリアルタイムに観察して撮影を行う検査です。多くの場合、造影剤を使用し、臓器や関節の形態、位置などを調べて内視鏡装置、超音波装置を併用することで検査のみならず治療を行うこともあります。
2020年にCanon製のZEXIRAに機器更新を行い、透視検査、下咽頭造影、シャント検査、内視鏡下の検査など幅広く検査を行っております。
骨密度検査 (DEXA法)
骨密度検査とは、若い人と比べてどのくらい骨の量が減っているかを調べます。
骨がもろくなっているかどうかを知る指標として代表的なものが「骨密度」です。
「骨密度」とは「⾻の強さ」を表したものです。この⾻密度が低下すると「⾻粗鬆症」のリスクが高くなります。
⾻密度は年齢とともに減少していくといわれていますので定期的な検査で⾻密度を測定することで「⾻粗鬆症予防」を早期に開始することができます。
2020年に全身用骨密度装置に更新しました。
当院に新しく導⼊された装置は、腰椎と股関節にごく僅かな放射線を当てることで測定をしています。
患者様に10分程度寝ていただいているだけで正確な⾻密度を測定することができます。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィ検査とはX線を使用し、腫瘍の有無、大きさや形、石灰化の有無を調べる検査です。
乳房を挟みながら圧迫し、撮影をします。
マンモグラフィ検査では触診ではわからない小さい腫瘤や微細石灰化(非常に細かい石の粒)等、描出することができます。
石灰化乳がんの探索が最大の特徴です。
2021年にFUJIFILM社製のAMULET Innovalityを導入しました。
毎週火曜日と水曜日のドックではマンモグラフィを当院で行っており、女性技師による丁寧な撮影を心がけております。
マンモグラフィで気になることがあればお気軽にお声がけください。
機器更新に伴い、現在診療放射線技師を募集しております。
見学も随時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。
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