睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸症候群ってどうやって調べるの?

睡眠時無呼吸症候群は眠っている間に起こるため、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を行って調べます。
この検査は1泊2日の検査入院が必要となり、検査内容としては頭や顔、身体中にセンサー類をつけて終夜記録します。
無呼吸はもちろん、眠りの深さや、無呼吸と体位との関係などを判断することもできます。
この検査は痛みはなく、いつもと同じ自然体の状態で眠っていただけます。

検査風景

測定項目

測定項目

  • 睡眠脳波(頭)・・・睡眠の深さを判別
  • 脚筋電図(両脚)・・・ムズムズ脚症候群の有無
  • 眼電図(目尻)・・・REM睡眠の判別
  • 顎筋電図(あご)・・・REM睡眠の判別
  • 呼吸努力ベルト(胸・腹)・・・呼吸状態
  • フローセンサー(鼻の下)・・・呼吸状態
  • いびきセンサー(喉)・・・いびきの有無
  • 経皮酸素飽和度(指)・・・血中酸素を測定
  • 体位センサー(胸)・・・体動を判断(寝返り)
  • 心電図
  • カメラでの観察をします
  • センサー取り付け終了後は、お手洗いを除きベッドから降りることはできません。
    ※起き上がることは可能です。
  • 寝返り等は自由にうってもらってもらえます。(終始うつ伏せは×)
  • お手洗いの際は、ナースコールで必ず看護師を呼んでください。
  • 検査終了時刻は朝7時頃の予定です。
  • 脳波ペースト等がついていますのでシャワーを浴びて帰っていただいても結構です。
  • 入院費・検査費等は保険により異なりますが、3割負担の方で約35,000円前後になります。(個室代を含む)

 

睡眠検査について

  • 検査当日、19:00までに着くようにお越しください。
    ※総合受付で「睡眠の検査入院に来ました」と声をかけ、入院手続き・会計を済ませてください。
    ※お部屋は3階の病棟です。原則的には個室(シャワー・トイレ付き)にて検査を行います。
  • 当日は脳波をとりますので脂分を落とすため洗髪を事前にお済ませください。(リンスなどはしない)
    (お部屋にもシャワーがついておりますので検査開始時刻までにお済ませください)
  • 検査装着時刻は19:00頃~21:00頃の間となります。19時頃までに食事、入浴、着替え、トイレなど済ませ、寝る準備を整えてお部屋でお待ちください。
  • 検査終了時刻は翌朝6時~7時頃の予定です。
  • 夕食、朝食につきましてはご希望があれば事前にお伝えください。( 夕食 ・ 朝食 )
  • 病衣は¥53円で貸出しておりますが、ご持参していただいても大丈夫です。
  • 【持ち物】 保険証入院誓約書、タオル、バスタオル、歯ブラシ、スリッパ、シャンプーなど

睡眠検査を実施するにあたっての注意事項

  • 自然な状態で眠っていただくためにも検査に来ていただく日の朝は早めに起きていただき、昼寝・飲酒・カフェインの入っているものは摂取しないようにしてください。
  • 爪は事前に短く切っておいてください。(マニキュアを落として下さい)
  • 男性の方はヒゲを剃ってください。
  • ピアス等は外してください。
  • 検査結果に影響することがありますので、病室内では携帯電話の電源をお切りください

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