臨床検査科

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輸血検査

不規則抗体検査・交差適合試験・血液型

●どんなときに輸血検査をするのか?

血液は赤血球・白血球・血小板といった細胞成分と血漿成分からできています。
充分な血液を作れない場合や大量出血で生命に危険がある場合、血液を固めるタンパク質が不足し出血の危険がある場合、それらを補うために輸血を行うことがありますが、安全な輸血を行うために血液型検査、交差適合試験(クロスマッチ)や不規則抗体検査を行っています。

●安全かつ適正な輸血とは?

輸血後の副作用がおきないように、使用する血液製剤が受血者(患者側)と適合するかを検査してから輸血が行われます。

●輸血の副作用とは?

まれに適切に輸血されたにもかかわらず、輸血を受けてじんましんや発熱、呼吸困難、血圧の変動などの副作用や感染症が起こることがあります。
万が一副作用が起きた場合、輸血副作用対応ガイドラインに従い副作用の対応ができるよう準備しています。

●輸血の流れ

  1. 輸血についての説明と同意(インフォームド・コンセント)
  2. 輸血前の検査(血液型検査、交差適合試験、不規則抗体検査)
  3. 輸血の実施
  4. 輸血に伴う副作用の確認

 

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