当科では、下肢静脈瘤外来を併設しています。また、呼吸器外科のみでなく、胸部の一般外科として、乳腺外科、甲状腺外科も診療しておりますので、気軽にお問合せください。
手術に関しては外科チームと協力して行っており、周術期の診療は診療科の垣根なく行っていることが当院の特徴です。
【呼吸器外科】
肺疾患、縦隔疾患、胸壁疾患などに対応しており、胸腔鏡手術主体で行います。 良性疾患の代表として、気胸・膿胸に対しては手術、ドレナージ、保存的治療など患者様のニーズに合わせた治療を行っていきます。 その他悪性腫瘍については、状況に応じて近隣の基幹病院へ紹介させていただく場合があります。 乳腺腫瘍、甲状腺腫瘍に対しても気軽にご相談ください。
【下肢静脈瘤外来】
2021年6月より「下肢静脈瘤に対する血管内治療実施施設」となりました。
検査はエコー検査でほとんどの場合診断がつきます。
静脈瘤の治療方法は、圧迫療法(弾性ストッキング着用など)、硬化療法(硬化剤を血管に注入)、手術療法(高位結紮術、静脈抜去術など)、血管内治療(カテーテルによる治療など)がありますが、静脈瘤のタイプや患者様の訴えに応じて、適切な治療方法を提供します。
カテーテルによるレーザー治療(波長1470nm)(インテグラル)
レーザー治療を行う場合は、局所麻酔(+場合によって静脈麻酔追加)で行うことがほとんどで、手術当日から歩行が可能です。入院期間は1泊2日が一般的です。また静脈の怒張が著明な場合にはさらに小さな傷で静脈瘤を切除する手術も追加して行います。
児玉 渉(こだま わたる)
【役職】
呼吸器外科部長
【資格】
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本呼吸器外科学会 呼吸器外科専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本脈管学会 脈管専門医
日本乳癌学会認定医
日本乳がん検診精度管理中央機構 検診マンモグラフィ読影認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
厚生労働省 麻酔科標榜医
肺がんCT検診認定機構 肺がんCT検診医師